
歯科衛生士の仕事を始めて30年が経ちました。
今回は歯科衛生士の役割とやりがいについてまとめたいと思います。
歯科衛生士の役割とは
・むし歯・歯周病を予防する
歯科衛生士の大切な役割の一つが虫歯や歯周病の予防です。
歯石除去や歯磨き指導、クリーニング、フッ素塗布などを行いむし歯や歯周病になりにくいお口の環境作りをサポートします。
また、一人ひとりのお口の状態や生活習慣に合わせたセルフケアのアドバイスを行い、患者さん自身がお口の健康をまもれるよう支援しています。
・オーラルフレイルを予防し、お口の機能を守る
近年、「オーラルフレイル」をいう言葉が注目されています。
これは、加齢とともに「噛みにくい」「むせやすい」「話しにくい」など、お口の機能が少しずつ低下していく状態を指します。
当医院では50歳以上の方を対象に、口腔機能が衰えていないか口腔機能検査を提案しています。
希望された患者さんには7つの項目の検査を実施し、お口の機能の低下を早期に発見することで、適切なケアや対策につなげることが出来ます。
・全身の健康と健康寿命を支える
お口の健康は全身の健康と深く関わっています。
歯周病は糖尿病や心疾患などとの関連が知られており、お口の機能は低栄養や体力低下につながることがあります。
患者さんが自分らしく生活できるように、健康寿命の延伸に貢献することが歯科衛生士の役割だと思っています。
歯科衛生士という仕事のやりがい
歯医者さんと聞くと、多くの人が思い浮かべるのが歯科医師かもしれません。
しかし、実は患者さんに最も寄り添い長くお付き合いしていくのは歯科衛生士です。
患者さんから「痛みがなくなった」「歯磨き時の出血が改善した」「安心して通えます」と感謝の言葉をいただけることは、大きなやりがいです。
また歯科医療は日々進歩しています。専門職として新しい知識や技術を学び続けることで、自分自身の成長を実感できるのも魅力です。
経験を積むほど患者さんへの対応力も高めることが出来ると思っています。
さいごに
私が歯科衛生士になった頃はむし歯治療中心の時代でした。
現在では予防中心へと大きく変化し、歯科衛生士の役割は以前にも増して重要になっています。
歯科衛生士の仕事は目立つ仕事ではないかもしれませんが、患者さんとの信頼関係を築きながら、お口の健康を支えていける、やりがいを感じられる仕事です。
30年間、多くの患者さんとの出会いに支えられてきました。
これからも一人ひとりに寄り添い、安心して通っていただける存在でありたいと思っています。



