突然ですが、みなさんは入れ歯やブリッジをしていますか？

また、みなさんの周りでしている方はどのくらいいらっしゃいますか？

自分のことは分かっていても、他人の歯の事情を把握している方って

少ないのではないでしょうか。

入れ歯やブリッジ使用率：60代では半数超え！

2016年の厚生労働省の調べになりますが、

60代になると半数以上の方が入れ歯もしくはブリッジを保有しているようです。

また、70代になるとブリッジをしている割合よりも

入れ歯（部分入れ歯、総入れ歯）をしている割合の方が多くなっていることがわかります。

ブリッジをするには、失った歯の両サイドに歯がないといけません。

60代になると歯を失うスピードは徐々に早まるので、

失った歯の両サイドの歯も無いために

やむを得ず入れ歯にされる方も増えてくるのでしょう。

1本でも多くの歯を残していきましょう

失った歯は再生することはなく、そのまま放置しておくと

食べ物をうまく噛めず、噛み合わせのバランスも崩れ、

やがては全身疾患へとつながります。

そのため、入れ歯やブリッジ、はたまたインプラントをして

失ってしまった部分を補うのです。

ちなみに、全て自分の歯である人の噛む力を100％とすると、

インプラント：70～85％

ブリッジ　　：60～70％

部分入れ歯　：30～40％

総入れ歯　　：10～20％

というデータが出ています。

こちらから分かるように本来の歯の力として理想的なのはインプラントですが、

体や口の状態によってはできない場合もあります。

いずれにせよ、歯科医師と相談して決めることが必須となります。

１本でも多く自分の歯を守っていきましょう。