コラム

COLUMN

入れ歯ってどうやって作るのか?

「入れ歯を作りたい。」

 

入れ歯の作製を希望の患者様に

 

「どのくらいで出来ますか?」

 

という質問をよく頂きます。

 

 

患者様の口腔内の状態によっても異なりますが、

ほとんどの場合は1カ月から1カ月半程度かかります。

 

今回は入れ歯作製の基本の流れについて説明したいと思います。

 

 

 

 

型取り(印象)

 

入れ歯を作製する為に既存のトレーを用いて型取りを行います。

 

既存のトレーを使用する場合が多いですが、

既存のトレーが合わない場合はお一人おひとりのお口に合ったトレーを作製します。

 

 

 

咬み合わせを取る(咬合採得)

 

型取りした模型を元に作られた咬合床を用いて咬み合わせを取り、

咬む位置と高さを決めていきます。

 

 

 

仮合わせ(試適)

 

この段階でろうで出来た入れ歯に人工歯が並んだ状態になります。

 

作製途中の入れ歯の適合を確認しますので、

実際に作製途中の入れ歯を患者様にはめてもらい、

咬み合わせや見た目に問題はないかなどを確認します。

 

 

 

完成

 

出来上がった入れ歯を装着します。

装着時にも咬み合わせに問題はないか、

当たって痛みはないかなどを再度確認し、調整します。

 

 

 

調整

 

新しい入れ歯が患者様のお口に合うのは時間がかかります。

入れ歯が完成した後も使用しながら生活しているとやはり合わない、

痛みがあるなどの問題が出てくる場合もありますので、調整を行っていきます。

 

以上が入れ歯作製の基本の流れになります。

 

入れ歯が完成した後も定期的なメンテナンスはとても大事になります。

また、入れ歯のお手入れ、口腔清掃を行い、入れ歯とお口を清潔に保って下さい。

 

入れ歯作製についてお悩みの事がありましたら一度ご相談下さい。