ある日突然、歯が痛みだして歯医者に行こうと思ってもどうしても行けない…。
そんな経験はありませんか?
もちろん出来るだけ早めに歯科医院を受診することが理想ですが、深夜で歯科医院が開いていなかったり、どうしてもすぐには抜けられない用事があるかもしれません。
そのような時に、自分でできる応急処置を知っておくといざという時安心です。
自分で出来る応急処置とは
歯が痛い時にできる応急処置は次のようなものがあります。
・市販の痛み止めを飲む
・患部を冷やす
・口腔内を清潔にする
市販の痛み止めを飲む
急に強い痛みが出てきた時には我慢はせずに痛み止めを飲みましょう。薬局やドラッグストアで購入できます。
あくまで一時的な応急処置ですので痛みが治まったから、と先延ばしにしてしまうとどんどん状態が悪化してしまう恐れがある為、早めに歯科医院を受診しましょう。
患部を冷やす
また、患部を冷やすのも効果的です。冷えピタシートを貼ったり、氷や保冷剤をタオルで巻いて患部を冷やしてもよいでしょう。
しかし、歯周病や抜歯による痛みは、冷やすことで痛みが増す場合もあるのでご注意ください。
口腔内を清潔にする
虫歯などで歯に空いた穴の中に食べ物などが入り込んで痛みが出ている場合もあります。
このような場合は口腔内を清潔に保つことが大切です。ハブラシを当てると痛みが強くなるときは、うがいをしてみてください。
歯が痛い時にしてはいけない行動
歯が痛いと気になって触りたくなりますが、刺激を与えるのはよくありません。
硬い物を食べたり、強く噛みしめたりすると逆効果です。安静を心掛け歯に刺激を与えないようにしましょう。また、飲酒も避けましょう。血流がよくなり痛みが強くなる恐れがあります。