神経がない歯(失活歯)のホワイトニングとは?
ホームホワイトニングなど、簡単に自宅で歯を白くすることができる事は皆さんご存じだと思います。
では、失活歯は白くできるのか??と疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。
失活歯とはどういうことかというと、外傷や大きな虫歯によって神経がなくなった歯の事です。神経をとった歯は、歯髄の機能を失うと次第に変色してしまいます。
そこで変色した歯を白くする為に歯の中に高濃度の漂白剤を入れて内側から徐々に白くしていきます。
その為、神経のある歯には使用でません。
どんな方におススメか??その効果は??
歯を削らずに変色した歯を白くしたい方におススメです。
失活歯の変色は歯の内部に原因がある為、内側から原因を除去して白くしていきます。
歯の外側から白くする方法よりも効果が高いのが特徴です。
歯の表面にホワイトニング剤を作用させない為仕上がりも自然な感じになります。
治療の流れ
①神経の治療を受けた後、歯の裏側から穴を空けます。
②中のお薬を必要分除去し内部に漂白剤を入れ仮封します
③1週間に1回内部の薬剤を交換していきます。
④納得する白さになったら、内部の漂白剤を完全に取り除き、穴をプラスチックで詰めて治療が完了です。
まとめ
・失活歯のホワイトニングは自費診療になります。
(当院では、歯牙漂白は¥11,000(税込)になります)
・場合によっては、根の治療の再治療が必要な場合があります。
・希望の白さにならない場合もあります。その時は全体的に被せる治療に移行する場合もあります。
他にも、いろいろな処置があります。その方に合った治療を心掛けていますので、気になられる方・詳しく知りたい方はお気軽にご相談ください。