コラム

COLUMN

その痛み、もしかするとストレスが原因?!

 

 

 

なんだか最近疲れている…。

おまけに、歯も痛い気がする…。

 

その歯の痛み、もしかしたらストレスが原因で

起きているのかもしれません。

 

 

 

■ 痛みとストレスの関係①「免疫力の低下」

 

ストレスによって自律神経のバランスが乱れ、

また、寝不足や食生活が偏りがちになるため体の抵抗力が落ちます。

そうすると、お口の中の細菌も活発になり

口内炎や歯周病などのリスクを引き起こします。

 

 

 

■ 痛みとストレスの関係②「唾液量の低下」

 

ストレスを感じると交感神経が働いて、唾液の分泌量が減少します。

また、サラサラではなく粘り気のある唾液が分泌されるようになります。

 

このようなお口の状態になると、細菌が繁殖しやすくなるため

結果として炎症等を起こし、歯に痛みを感じます。

 

 

 

■ 痛みとストレスの関係③「歯ぎしり・食いしばり」

 

ストレスによって無意識に食いしばってしまったり

寝ているときに歯ぎしりをしてしまっていることがあります。

 

通常、人間の噛む力は大体40~60kgですが

歯ぎしりや食いしばりでは1本の歯に対して

その人の体重の5~15倍程の力がかかると言われています。

 

歯の周りには「歯根膜」と呼ばれるクッションの役割をしている膜がありますが

大きな力がかかることで、段々とダメージを与えて炎症をおこしてしまいます。

 

 

 

ストレスによる歯の痛みの症状例

 

ストレスが原因で歯の痛みが引き起こされている場合の症状例をご紹介します。

 

・歯茎が腫れている

 

・歯が浮いたような感じがする

 

・完治した虫歯が再発した

 

・歯茎のできものが膨らんでいる

 

このほかに、痛み止めが効かなかったり、

痛みではありませんが口臭が強くなったりすることもあります。

 

 

 

自分で判断する前に、まずは歯医者へ

 

お口のトラブルは、腫れや痛みを繰り返しますが

それが一時的であれば歯医者さんへ行く足は遠のいてしまいがちです。

 

しかし、その様子見を放置することで

虫歯や歯周病が引き起こされ、最終的には気づかぬうちに悪化してしまいます。

 

お口の異変を感じたら「ストレスだからそのうち治るだろう」と

自己判断せずに必ず歯医者さんで一度診てもらいましょう。