虫歯ってどうやってできるの??
虫歯は、虫歯の菌が原因でなります。食事をとると食べカスが歯の周りにつき、時間が経つと歯垢(プラーク)がついてきます。その中には、虫歯菌が含まれておりその菌が糖を分解し酸を出すことにより歯を溶かして虫歯になります。
では、その虫歯をどのくらい放置すると危険と思いますか?
虫歯の進行には個人差がありますが、数か月~1年程度放置すると歯の神経が死んでしまうことがあります。強い痛みがでたり、根っこの先まで感染が広がり膿が溜まることもあります。
虫歯になりやすい人、なりにくい人の特徴
虫歯になりにくい人の特徴は何と思いますか??
①虫歯菌が少ない
②歯質が強い
③歯並びが良い
④鼻呼吸をしている
⑤唾液量が多くさらさらしている
⑥食生活などが考えられます。
では、なりやすい人の特徴は何が考えられると思いますか??
①歯磨きが不十分な人
②甘いものを食べる機会が多い人
③間食の多い人
④口呼吸をする人
⑤噛まずに食事する人
⑥かぶせ物、詰め物をしている人
⑦遺伝的に虫歯になりやすい人があります。
歯をあまり磨かなくても虫歯にならない人がいるのは本当?
歯を磨かなくても、虫歯にならない人がいる事は、半分正しく、半分誤っています。歯医者さんが1本1本丁寧に磨くように指導されると思います。しかし、大雑把に磨いて終わりという人も珍しくありません。それでも虫歯にならない人は存在します。逆に毎食後しっかり時間かけて歯磨きをしても虫歯になってしまう人がいるのも現実です。
虫歯菌を増やさないことが大切!
虫歯菌は、お口の中に生息する口腔常在菌の1つです。
ほとんどの人のお口に中に虫歯菌はいます。それでも、虫歯になりにくい人がいるのは、虫歯菌の数に違いがあるからです。虫歯になりにくい人は、虫歯菌の数がゼロか感染に至るほど繁殖していないからです。
一度口の中に菌が住み始めると、どんなに歯磨き頑張っても、効果的なプロフェッショナルケアを受けたとしてもゼロにするのは不可能です。しかし、オーラルケアを徹底させることで虫歯を予防することは可能です。
虫歯にならない歯を作る為には??
①スキンシップを生後19~31か月の感染が極めて高い時期にスプーンや箸などの家族内での共有を控える事
②家族全員でオーラルケアを徹底することが大切です。家族のお口の中が清潔であれば虫歯に感染するリスクも大きく減少します。
③プロフェッショナルケアを定期的に受ける事
まとめ
歯磨きをしなくても、虫歯になりにくい人はいます。恵まれた口腔内環境を手に入れるためには、日頃の習慣や歯磨きの方法が大きく影響します。
まずは、こまめに水分の摂取をしましょう。口の中の水分が少なくなると細菌が繁殖しやすい環境になり口臭や虫歯のリスクが高まります。水分摂取が自然に口腔環境を整えられます。
次に寝る前の歯磨きは重点的に行いましょう。ほとんどの人が、歯磨きは毎日行っていますが、毎回時間かけて丁寧にやるのはなかなか大変なことです。寝る前の歯磨きだけは歯ブラシだけではなく、デンタルフロスや歯間ブラシ、フッ素入りの歯磨き粉などを使用し重点的に行いましょう。
就寝中は、唾液の分泌量が少なくなるため、歯磨きができていないと細菌が繁殖しやすい環境になってしまします。
最後に、毎日のブラッシング習慣は重要ですが、セルフケアだけでは口腔内を清潔に保つのは大変です。
丁寧にケアしていても、プラークがいつの間にか蓄積され、気づかないうちに虫歯になっている事もあります。その為、3か月に1回程度は歯医者でメインテナンスをしてもらいましょう。虫歯の予防だけではなく歯周病の予防にもなります。