セラミックの素材は陶器の一種です。よって、金属アレルギーの方でもセラミック治療はうけることができます。セラミックのメリットは、審美性や耐久性の高さだけでなく、金属アレルギーの方でも受けられることです。
また、保険診療の銀歯に使われているパラジウム合金は金属アレルギーを引き起こす原因となるので、金属アレルギーの方に使用できません。一部のセラミックには金属アレルギーの原因となる物質が含まれているものもあります。
金属を一切含まないセラミックを選択すれば、金属アレルギーの方でも安心してセラミック治療を受けることができます。
金属アレルギーでも使用できるセラミックとは？
金属アレルギーの方でも使用できるセラミックは以下の通りです。
・オールセラミック
・ジルコニア
・ハイブリッドセラミック
セラミックの中でもメタルボンドは外側4がセラミック、内側が金属の素材でできているので注意しましょう。
また、取り扱いが歯科医院によって違うので問い合わせてみてください。
金属アレルギーの方がセラミック治療受けるときの注意点
・金属アレルギーがある場合は治療前に伝える
・皮膚科で診断してもらう
・治療費が高額になる
・医療費控除を申請する
金属アレルギーがわかっている場合、アレルギーがあること、反応のある金属の種類を歯科医師に伝えて下さい。金属アレルギーがあるか心配な方は、一度、皮膚科を受診しパッチテストを受けて診断してもらいましょう。
また、セラミック治療は保険適用外の自費診療であるため、費用が高額になります。ですが、医療費控除をきちんとすれば経済的負担を軽減できます。医療費控除を申請する際に領収書が必要になるので大切に保管しておきましょう。
まとめ
皮膚に触れるアクセサリーや腕時計だけでなく、歯科治療で使用される銀歯も金属アレルギーの原因となります。
しかし、セラミックの素材は陶器であり、金属アレルギーの方でも治療を受けることができます。
セラミック治療にご興味のある方、お気軽に当院にご相談ください。
