歯は毎日使うものですが、様々な理由で“抜歯”しなくてはならないことがあります。
知らず知らずのうちに大きなむし歯ができて、歯周病が進んでしまって歯がぐらぐらになってしまったり、、、
多くの方が歯医者に行かなくてもお口の中の健康が保てる方もいらっしゃいますが、一度は歯の痛みやお口の中のなんらかの異常に困ったことがあると思います。
今回は“抜歯”をしたあと、入れ歯にする前に一度考えてほしいことを【3つ】ご紹介します!
その①
入れ歯は目立つ!
案外若い患者さんでも、費用を抑えるために入れ歯にする方がいらっしゃいます。ですが、入れ歯にはしっかりフィットして簡単に外れなくするために金属のバネがついています。
入れ歯が完成した後によく言われることが、「意外と(バネが)見える...」ということす。
入れ歯を完成前に、事前に「このぐらいバネが見えますがいいですか?」と説明はしますが、いざ日常生活で使ってみるとだんだん気になられる方が多いです。
その②
となりの歯に負担がかかる!
先ほど説明した金属のバネは歯がない部分のとなりにつきます。
そうするとカチカチ噛んだときにグッととなりの歯に力がかかります。
歯がない部分の力まで加わってしまうので、となりの歯まで悪くなる可能性があります。
その③
つけなくなる!
実際、歯が1本なくなっても普通に食事はできます。
〈 抜歯した→部分入れ歯作る→つけなくても案外食べれる→外したままの生活 〉
このような方は多いです。
歯がない状態が長く続くと、となりの歯や、咬み合う歯がどんどん動いてきます。
歯が動くと、もちろん最初に作った入れ歯は入らなくなって使えなくなりますし、咬み合わせのバランスが崩れて歯や顎に痛みが出たり、なんだか咬みずらいと感じるようになります。
おわりに
入れ歯はブリッジに比べて歯を大きく削る必要はありません。しかし様々なデメリットがあります。
歯科医院ではできるだけ患者さんの希望に沿った治療をしていきますが歯を補う方法は様々あります。
しっかりサポートしますので、わからない事は何でも聞いて1番自分に合った方法で長くお口の健康が保てるようにしていきましょう!