コラム

COLUMN

大人に増えている「隠れ虫歯」とは?

 

 

~痛くないのに進行している虫歯にご用心~

 

子供のころは、虫歯といえば「黒くなって痛い」というイメージが強かったですよね。

ところが大人になってからの虫歯は、見た目では分かりにくく気づかないうちに進行するタイプが増えています。それが「隠れ虫歯」です。

 

 

 

なぜ“隠れて”しまうのか??

 

大人の虫歯が見えにくい理由はいくつかあります。

 

1.詰め物や被せ物の下で進行する虫歯

一度治療した歯でも、長い年月のうちにわずかな隙間から虫歯菌が侵入し、

中で静かに広がっていくことがあります。見た目はキレイでも、内側は進行中…ということも。

 

 

 

2.歯と歯の間(隣接面)にできる虫歯

歯ブラシの毛先が届きにくく、初期の変化も肉眼ではほとんど見えません。

そのため、レントゲンや定期健診でしか発見できないことも多々あります。

 

 

 

3.神経が弱って痛みを感じにくくなる

加齢や神経の変化で、痛みのサインが出にくくなることがあります。

「痛くない=大丈夫」ではないのが大人の虫歯の怖いところです。

 

 

 

 

こんな症状、隠れ虫歯のサインかも?

 

・甘いものを食べた後に一瞬しみる

・詰め物のまわりが少し黒ずんでいる

・フロスを通すと引っかかる・切れる

・冷たいものにしみるが、すぐおさまる

 

こうした症状があるときは、早めのチェックをおすすめします。

 

 

 

見つけるためには「定期健診」がいちばん!

 

隠れ虫歯は自覚症状が出るころには進行していることが多いです。

 

歯科医院での定期健診では、

 

・レントゲン撮影

・歯と詰め物の境目チェック

・フロスや検針による確認

 

などにより、早期発見が可能です。

 

 

 

 

予防のポイント

 

・歯と歯のあいだは毎日フロスでケア

・詰め物のまわりは丁寧にブラッシング

・定期的なプロによるクリーニング

・甘い飲み物・食べ物をだらだら食べない

 

 

 

さいごに

 

「痛くないから大丈夫」と思っているうちに、静かに進むのが大人の虫歯です。

歯を守るいちばんのコツは、“異常がなくても”検診に行くことです。

早めに見つければ、小さな治療で済み、自分の歯を長く残すことが出来ます。

 

気になることがあれば、ぜひ当院へご相談ください♪ご来院お待ちしております!

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