歯が痛むときに何を食べてよいのか悩むことはありませんか?
選ぶ食品でさらに歯の傷みが加速したり、トラブルが増えないようにするためにもぜひ参考にしてみてください。
知っておきたい「避けたい食べ物」
糖分の多い食べ物
糖分を含む甘い食べ物は歯が痛いときには控えた方がいい食品です。
虫歯が進行している場合、すでに歯が溶けていて痛みを伴っている場合があります。糖分は虫歯菌の栄養源となり、増殖し、さらに歯を溶かす酸を作り出すと言われています。
(例)チョコレート、ケーキ、キャンディー、グミ、キャラメルなど
酸味の強い柑橘類
歯の痛みで食欲がないときにさっぱりした果物が食べたくなることがありますが、柑橘系の果物はやめておきましょう。
柑橘系は酸性度が高く、歯や歯茎を刺激します。
知覚過敏の痛みが悪化してしまったり、特に歯根が露出している場合や進行した虫歯があるときは強い痛みを感じることも。
(例)レモン、グレープフルーツ、オレンジなど
硬い食べ物
歯に痛みがあるときは、噛むこと自体が大きな負担になります。
特に歯が弱っている場合や虫歯が進行している場合、硬いものを噛むことで歯にヒビが入ったり欠けたりする危険性があります。
また詰め物や被せ物が取れるリスクもあるため硬いものは控えるのが無難です。
(例)おせんべい、ナッツ、クラッカーなど
冷たすぎる・熱すぎる食べ物
極端な温度の食べ物や飲み物は歯の神経を熱で刺激し、痛みを増幅させます。
特に神経が過敏になっている場合は出来るだけ避けましょう。
(例)アイスクリーム、熱々のスープなど
まとめ
今回は歯が痛いときのNG食品をご紹介しました。
歯が痛いときは痛み止めを服用し、一時的な痛みを緩和したり、痛む個所を冷やすと炎症を抑えられます。
それでも痛みが続く場合は、早めに当院にご相談くださいね。