コラム

COLUMN

被せ物を長持ちさせるためにできること

 

 

歯の治療が完了したあと、「被せ物は人工の物だからこれで一生安心!」と思っていませんか?

 

たしかに被せ物は人工物なので虫歯になりません。

 

しかし、その土台になるのは天然の歯。

 

虫歯にも歯周病にもなる可能性があるのです。

 

土台の歯をしっかり守って、被せ物を長持ちさせましょう♪

 

 

 

土台の歯の虫歯に要注意!

 

被せ物と土台の歯の「継ぎ目」は汚れが溜まりやすい要注意箇所です。

 

継ぎ目は歯茎の溝の近くにあり、この溝といえばプラークが溜まりやすい場所の代表格。

油断して歯茎と被せ物の境目を丁寧に磨いていないと、気付かないうちに虫歯や歯周病の原因になってしまうことも。

 

 

 

一見きれいな歯が虫歯になっていた例です。

 

被せ物と歯茎の境目が黒くなっています。

 

 

 

 

 

 

被せ物を外すと……

 

 

 

 

 

土台の歯に虫歯が!!!

 

 

土台の歯は被せ物に隠れて見えていません。

 

しかも神経を取ってある歯ならば痛みも違和感も無いため

患者さん自身が虫歯に気づくのは至難の業なのです!

 

 

 

メインテナンスで長持ち&早期発見を

 

自分で気づくのが難しい土台の歯の傷み。

 

定期的に歯科のメインテナンスを受けることで早期に問題を見つけ治療することができます!

 

 

 

被せ物を入れたあと、5年ほど歯科医院を受診していなかった患者さんのレントゲン写真です。

 

自己流の歯磨きで肝心な場所が磨けておらず、虫歯になっていました。

 

再治療が難しく、違和感が出たときには手遅れ、即抜歯になるケースもあります。

 

 

 

プロのケアでしっかりサポート!

 

毎日の歯磨きでは取り切れないプラークや汚れ。

 

そうした難しい部分のケアやクリーニングは歯科衛生士にお任せください♪

 

お口の健康と、治療した歯の維持管理のために定期的なメインテナンスを始めましょう!