『歯が痛くなって、歯科医院を受診して、歯に冠を被せることになりました。
どんな材料の冠を選べば良いのだろう? 』
こんな場面に遭遇したことはございませんか?
「たかが一本の歯、されど一本の歯」「自分の口の中」は正に「自分の体の一部」です。
当院では、このような処置が必要な患者さんに対して、
「歯に冠を被せることについてのカウンセリング」を行っています。
被せる冠に関しては、経済面、審美面、耐久性、生体親和性などの選択肢があげられます。
冠を選ぼうとするその時、うっかり忘れがちなとても重要なポイントがあります。
それは、『この歯をここまで壊してしまった犯人が、まだそこに潜んでいるかもしれない!』
という現実です。この犯人は、主に歯周病原菌やむし歯菌なのです。
これらは、口の中から完全に排除することができません。
新しく治療をしても、周りの環境が変わらなければ、
今回壊れて治療になったのだから、必ずその歯や歯周組織は壊れていくことでしょう。
歯磨きを頑張っても、磨き残しをゼロにするのは難しく、
全身疾患からの抵抗力の低下があると、細菌の威力を助長することも考えられます。
できれば、生涯にわたって、元気なきれいな歯で美味しいものを食べて、笑顔で過ごしたい!
この願いに対して、最も的確に叶えてくれるものがあります。
それは『被せる冠』の材質のひとつで、
磨き残しが驚くほど付きにくく、細菌が「歯茎に炎症を起こして体内に侵入すること」や
「むし歯を発生させること」を防御してくれます。それこそは、『セラミック』なのです!
「自分の歯のようにナチュラルに美しく仕上げたいなら、セラミック」と、
審美面に存在価値を認められている素材ですが、
歯肉とピタッと吸着して『生体のバリア機能』を担い、
私たちの健康にとって最も高水準の価値を提供してくれています。
『歯が痛くなって、歯科医院を受診したら、歯に冠を被せることになりました。』
そんな時、これから先の健やかな毎日を手に入れる一助として
『被せる冠の素材』を、検討することをお勧めします。