最近は新型コロナの影響で外国人の観光客をあまり見かけなくなりました。

外国人を目にするのは、もっぱらテレビがほとんどです。

実際に向かい合うとそうでもないですが、

テレビだと顔がアップに映るので口元がよく見えます。

欧米人の歯は綺麗ですね。

それに対して日本人の歯は印象が悪いです。

これは、テレビでG７などの首脳が並んで移った時に特に感じます。

日本以外の国の首脳はとても綺麗な歯をしています。

実はこれ、歯に対する意識の差から起きていることです。

日本の歯列矯正

歯列矯正は最近では、とても一般的になりました。

昔はとても歯並びの悪い人だけがしていたイメージでしたが、

今ではそんなに悪くない人もするようになりました。

これまでは、歯列矯正をする人は、

歯に金属のワイヤーをつけているのが普通でした。

だから、矯正をしている人はひと目でわかりましたね。

しかし、マウスピース矯正が確立されて、よほど難しい歯並びでない限り、

希望すれば目立たないマウスピースで治療できます。

欧米での歯列矯正

欧米では、歯に対してお金をかけることは社会的なステータスとなっています。

特にアメリカでは歯列矯正をしなければ、

「貧しい家庭」とみなされてしまうこともあるそうです。

そのため、家計的にあまり余裕がなくても

無理して歯列矯正を子供に受けさせる親も珍しくありません。

また、マウスピース矯正で使用するマウスピースを作る会社は

アメリカ発祥なのですが、アメリカではひと目で

歯列矯正していることがわかるワイヤー矯正が一般的です。

日本では、ワイヤーが見えることが恥ずかしいという理由で

歯列矯正を敬遠する人もいるので、ずいぶん違うと思います。

日本では見た目や治療期間の長さから歯列矯正には

マイナスイメージを持っている人が多いですが、

欧米では歯並びが綺麗になると、プラスにとらえる人が多いそうです。

アメリカを舞台にしている映画では、

登場する俳優が矯正装置をつけている様子をよく目にします。

それだけ、歯列矯正が当たり前なのではないでしょうか。

文化的にも、アメリカでは口を大きく開けて笑ったり、

ハグやキスを日常あいさつとしています。

そのような理由から、歯並びがおのずと重要視されるのだと思います。

最後に

歯並びというのは見た目だけではなく、健康に関わることがあります。

噛み合わせを綺麗にすることで、肩こりや偏頭痛が治る人もいます。

健康の面からも歯並びが気になる人は、歯列矯正を検討してもいいと思います。