コラム

COLUMN

自信のある笑顔と、自分の歯のために

 

 

 

今年の3月13日からマスク着用は

個人の判断が基本となりました。

 

脱マスクに向けて、ホワイトニングや

矯正、口臭などの口腔内のケアを考えられている方が多いようです。

 

なかでも、銀歯を白い歯にしたいと

考えられている方もいらっしゃるかと思います。

 

コロナ渦により、マスクを着用することが当たり前になり、

マスクのおかげで口元を気にせずに過ごせていましたが、

銀歯のせいで思いっきり笑えなかったり、

コンプレックスがある方は

マスクなしの生活にかなり勇気がいりますよね。

 

もっと自分の笑顔に自信を持ちたい、

口元の印象をよくしたいという方にはセラミック治療をおすすめします。

 

 

 

銀歯の落とし穴

 

 

 

銀歯にはいくつかのデメリットがあります。

 

 

  • 銀歯の下が虫歯になりやすい

 

銀歯は金属であるため、噛む力によって徐々に変形をします。

装着してから時間が経つと銀歯と歯の間に隙間ができてしまい

歯の汚れが溜まりやすくなります。

 

また、見た目にも虫歯ができているのがわかりにくいので、

進行して重症化しやすくなってしまします。

銀歯は汚れが付着しやすいということもあり、歯垢ケアが難しく、

もう一度虫歯になるリスクが高いといわれています。

 

 

  • 見た目が目立つ

 

銀歯治療をすると、治療した部分がとても目立ってしまいます。

他の歯の色と違うのがすぐにわかり、

治療痕が気になりコンプレックスになってしまうことがあります。

 

 

  • メタルタトゥーが出てしまうことがある

 

メタルタトゥーとは、金属が錆びて溶け出し、歯茎に沈着してしまうことです。

銀歯はさびやすいため、徐々に銀歯が溶け出して

歯茎の色が変わってしまうことがあります。

 

 

  • 金属アレルギーになってしまうことがある

 

パラジウム、ニッケル、コバルト、アマルガム(水銀)を

使用した銀歯を入れたケースによると、

アレルギー症状が起きる可能性があります。

 

銀歯の金属イオンが溶け出すと、唾液と一緒に飲んでしまいます。

そのため、体内に蓄積されていくと

アレルギーを起こす可能性があるため注意が必要です。

 

今まで症状がなかったとしても、突然金属アレルギーになることもあります。

肌のかゆみやただれ、頭痛やめまいなどの体調不良を

引き起こす可能性もあるため注意しましょう。

 

 

  • 劣化しやすい

 

銀歯は3~5年で劣化してしまいます。

劣化すると、金属イオンが溶け出し、メタルタトゥーや

金属アレルギーの原因になってしまうこともあります。

 

 

銀歯のメリットとしては

保険適用可能で費用をおさえることができたり、

割れたり欠けたりする可能性が低いことです。

 

 

 

セラミックのメリット

 

 

  • 目立ちにくい

 

セラミックは審美性が高く、葉の色に近いので目立ちにくいです。

自分の歯の色に合わせて数種類の中から色味を選ぶことができるので、

見ただけでは歯の治療をしているかわかりにくくなります。

銀歯と比べて自然な仕上がりにすることができます。

 

 

  • 虫歯になりにくい

 

セラミックは銀歯と比べて虫歯になりにくいです。

セラミックは銀歯と違い、変形しない素材になっています。

そのため、セラミックと歯が接着する部分に隙間ができにくいので、

歯の汚れが溜まりにくいためです。

 

 

  • 長持ちする

 

セラミックはお手入れをしっかり行えば

平均10~20年は持つとされています。

 

 

毎日のセルフケアは必須ですが、劣化する可能性は低いといわれています。

ただし、異常が起きる可能性は必ずしもないというわけではないため、

歯科医院での定期的なメインテナンスが必要となります。

 

また、金属アレルギーやメタルタトゥーの

リスクが少ないというのもセラミックのメリットの一つです。

 

デメリットとしては、セラミックは

自由診療となり保険適用外となります。

 

そのため、銀歯と比べて費用が高額になってしまうため、

歯科医院としっかり相談をして決めるようにしましょう。

 

 

 

治療の流れについて

 

  • 診断

 

まずは、現在の歯の状態について詳しく診断する必要があります。

その際に、レントゲン写真を撮らせていただきます。

診断結果をもとに、治療計画を立て治療スケジュールをご案内します。

 

 

  • カウンセリング

 

ご希望になられる治療についてメリット・デメリットを

わかりやすくお話させていただいたのち、

必要となる金額についても詳しくご説明いたします。

 

 

  • 治療

 

治療計画をもとに治療を進めていきます。

診断結果により、虫歯が大きいなどの理由で神経を抜く必要がある場合は、

麻酔を使用して神経を抜く治療、

薬を充填する治療、土台の作成などの処置が必要となります。

 

虫歯の治療を終えたら、歯の型取りや噛み合わせを取り、

被せる(詰める)歯の色味の確認を行っていき、

後日完成してきた被せ物(詰め物)をお口の中に専用の接着剤でつけていきます。

 

 

  • 治療後のメインテナンス

 

治療後は、1~3カ月に1回はメインテナンスにお越しください。

特に自費治療を行った方や繋がった歯を被せた方は、

ご自宅での歯磨きだけではとても難しいと思います。

 

メインテナンスでは、磨き残しのチェックやブラッシング指導を行ったり、

歯ブラシだけでは取り切れない汚れを機械を使ってお掃除したりします。

虫歯・歯周病予防のために定期的に通っていただくことをおすすめします。

 

 

 

まとめ

 

人の第一印象は顔でほぼ決まると言われています。

また、顔のパーツの中でも口元は注目度が高く、

清潔感があるかないかを大きくするそうです。

 

口元を気にしない自信のある笑顔を取り戻すために、

ぜひセラミック治療を考えてみてはいかがでしょうか?