虫歯はないと言われた…
歯の神経は正常ですよ
と言われたのに歯が痛い時がある。
そんな経験したことありませんか❔
しかもいつのまにか歯の痛みが収まっていたり、
ふとした時また痛みがでできてきたりと
繰り返すお口の異常を感じたりしていませんか❔
実はそれには理由があります。
クレンチング症候群
って知っていますか❔
簡単に言うと、食いしばりです。
上下の歯で強く噛み合わせる事です。
上の歯と下の歯が接触するのは食事のときですが
それ以外は、上下の歯は1㎜程度
隙間を開けた状態で保っているのが正常です。
適切な噛み合う時間は1日どれくらいか分かりますか❔
実は平均17分と言われています。
しかし、食いしばりの癖がある場合は、
1日に1時間から2時間、大きな力で上下の歯を噛み合わせる状態になります。
それは大きな負担が歯にかかるので歯に痛みがでるのは当然ですね。
原因
食いしばりの原因は、主にストレスと言われています。
それに加えて歯並びの関係もあります。
①ストレス
食いしばりの主な原因は、ストレスや緊張です。
人間の構造として何らかしらのストレスがある場合や、
緊張しているときは食いしばりをしやすくなると言われています。
②歯並び
噛み合わせが悪いとしっかり噛む事ができずに、
脳が噛む力を強くしようと働きます。
その結果、食いしばりの力が強くなる事があります。
3.食いしばりが原因で起こる症状
食いしばりはお口に異常をきたします。
■歯への負担
・歯が割れたり欠けたりする。
・歯が擦り減る。
・歯がグラグラとする
・歯周病が悪化する。
・知覚過敏が起きる
・歯の神経が痛む
・顎関節症になる
■全身的の症状
・頭痛
・肩のこり
・顔のエラが張る
まとめ
虫歯や歯周病以外でも、
このように歯が痛くなることがあります。
痛みには波があります。
少しでも思い当たる節があれば歯医者さんに相談してください。