朝起きたとき、
「なんだかアゴがくたびれてるなあ」
と感じたことってありませんか?
就寝中の歯ぎしりは、日中に受けたストレスを睡眠中に発散して、
脳と体の健康を保つためのとても大切な行動です。
しかし、なかには、強い力で歯を削ったり揺さぶったりして
重大なトラブルが起こる歯ぎしりもあり、油断大敵なんです!
全ての歯ぎしりが悪者なのではありません。
歯ぎしりは本来、私たちにとって大切なストレスコントロール機能です。
ストレスで病気にならないように私たちを守ってくれています。
ところが歯ぎしりの中には、歯に過剰な負担をかけてしまう
「悪い歯ぎしり」があり、これが歯を痛めてしまうんです。
悪い歯ぎしりは歯にどんな悪さをするのか
実はこんなにさまざまな影響を受けているんです!
悪い歯ぎしりの兆候チェックリスト!
□詰め物がよく取れる
□朝起きるとアゴが痛かったりだるい
□知覚過敏になりやすい
□歯がすり減っていたり、欠けたり割れたりしたことがある
□上あごの真ん中あたりや、下あごの歯の内側の骨が出っ張っている
□頬の内側や舌に、歯のあと(線)がついている
□強い食いしばりで目が覚める事がある
悪い歯ぎしりから歯を守るには?
歯ぎしりによる被害を防ぐ歯科治療として、
もっともポピュラーなのは、マウスピースを使う方法です。
夜間にマウスピースを装着し、力のかかり方を修正して歯やあごを守ります。
さらに、よいかみ合わせをつくる矯正治療は、
悪い歯ぎしりを良い歯ぎしりへと変える根本的は改善策です。
また歯を守る方法は大きく分けて3つあります。
□自己暗示で歯ぎしりを減らす。
□歯ぎしりを誘発する・生活習慣や癖を改善する
□歯科で噛み合わせを修正する
これらを組み合わせて改善をはかります。ぜひ歯科医院へご相談下さい。