2019年4月新発売になった歯科用マウスピースやマウスガードを製作する
ドイツエルコデント製の成形器「エルコフォーム3Dモーション」
を技工室に設えました。旧式から最新式にリニューアルです。
これからは「エルコフォーム3Dモーション」により樹脂シートを吸引して、
ご自身の歯にピッタリ合ったカスタムメイドのものを製作します。
「歯ぎしり」「顎関節症」「歯並び矯正」などの症状により用途があり
そのフィット感や精度によって、効果が大きく左右されます。
社会保険で作製できるのは、口腔内装置として、歯ぎしり防止、顎関節治療用に該当する場合です。
<治療費用>
2,000円~7,000円程度。負担割合により違いがあります。
<治療期間>
1回目のご来院時に歯の型をとり、2回目のご来院時にお渡しします。
1回目のご来院から7~14日ほどでお渡しすることができます。
装着後の調整もお気軽にお申し出ください。
口腔内診査により「歯ぎしり」「顎関節症」が判断された場合、
治療後のメインテナンス移行時にこちらから提案させていただく場合があります。
歯ぎしり、食いしばりから歯や顎骨を守るマウスピース。
咬み合わせの問題は、それぞれです。
ただ、現代人はストレス社会に生きています。
夜間の歯ぎしりや食いしばりを全くおこなっていない方は少ないのが現状です。
症状に合ったマウスピースは、生活の質の向上につながります。
◇夜間マウスピース(ナイトガード)の効果◇
1 歯のすり減りを防止する。
(マウスピースが削れ、穴が開く場合がある)
2 歯列をマウスピースで連結固定するのでスクラム効果が得られ、
歯ぎしりの力を全体に分散させる。
1本の歯にかかる負担を軽減し、
歯冠・歯根の破折、かぶせ物・修復物の破損・脱離を防止。
3 歯の位置を保定する。
4 顎関節の負担の低減。
マウスピースを装着しても、就寝中の歯ぎしり・食いしばりは無意識下の行動なので
完全に止めることは難しいですが、抑制する方法はあります。
過去のニュース(歯の天敵シリーズ1~6)にて歯ぎしりについてくわしくお話しています。
こちらもぜひ参照ください。
歯ぎしりにご用心~夜中にストレス発散~(歯の天敵シリーズ1)
歯ぎしりにご用心~歯の健康を損ねる2大リスク~(歯の天敵シリーズ2)
歯ぎしりにご用心~よい歯ぎしりと悪い歯ぎしりの違い~(歯の天敵シリーズ3)
歯ぎしりにご用心~悪い歯ぎしりから歯を守る~(歯の天敵シリーズ5)
歯ぎしりにご用心~快眠で歯ぎしりを減らそう~(歯の天敵シリーズ6)