お口の健康シリーズ①関連性をご存じですか　糖尿病と歯周病　と題し、広報こうし2020.1月号に長野歯科医院院長長野先生の講演内容の一部が掲載されました。

2019年８月に健康づくり講演会で「糖尿病と歯周病の関連性」というテーマで講演があり、その内容を抜粋したものです。

糖尿病の怖いところは、合併症です。血糖値が高い状態が続くと、体のあちこちで血管が詰まったり、破れたりしてしまうからです。血糖値の１から２か月の平均であるHbA1cの値が6.5％（NGSP値）を超えているなら治療が必要です。放置していると、合併症リスクが高まります。

歯周病は、近年、口腔の病気だけではなく、全身の健康を脅かす病気だとわかってきました。起動や血管を介して肺や心臓に入り込んだ歯周病菌が、肺炎や心疾患の原因となり、糖尿病や早産を誘発したりします。

　　（歯科衛生士によるプロフェッショナルケアが全身疾患を予防することにつながります）