尾方歯科技工士は2002(平成14)年入社。
大阪で勤務されていましたが、実家が人吉なのでUターン組。
おもに補綴物(かぶせもの)作製、
アキシオグラフという額関節の動きを確認するコンピュータの担当をしています。
補綴物(かぶせもの)の中には、PFZ(ポーセレン前装ジルコニアクラウン)というものがあります。
尾方さんが得意としていて、CAD/CAMを用いてジルコニアのフレームをつくり(CAD/CAMシステム)、
そのうえにポーセレンを焼き付けて歯の形をつくります。
自費のかぶせものといえば、金属に焼きつけるポーセレンが主流でしたが、
最近は内面も白いジルコニアを使用して歯との境目がとてもきれいに仕上がるため、
前歯、小臼歯にPFZ(ポーセレン前装ジルコニアクラウン)を作成するようになってきています。
関西弁風なイントネーションで穏やかに語り、ユーモアもありつつ、
繊細な仕事をひたむきに続ける真摯な人柄です。
趣味はロードバイク。自転車歴は12年だそうです。
近辺では、相良三十三観音めぐり。最北は信州乗鞍高原のレースに参加したりと
日本をあちこち疾走しています。
斜度10%の続く山道はへこたれそうになるけれど、
爽快な下りと達成感のために、スケジュールの優先順位はいつも上位だそう。
仕事は緻密、休みには没頭できる趣味を持ち、メリハリの利いた生き方を実践されています。