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訪問診療部用自動現像機が新しくなりました

外来診療部では、デジタルレントゲンで写真撮影をしておりますが、

訪問での撮影では、昔ながらの写真フィルムを現像するというやり方を貫いております(笑)。

(といいましても、最終的には、フィルムをスキャンしてデータ保存もできています)

そして、いまだに製造している会社も存在し、今回新品と交換となりました。

LEVEL 21SL(明室用)

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「エックス線(X線)」は1895年10月南ドイツのレントゲン博士によって発見されました。

レントゲン博士は陰極線の研究を行っていたところ、放電管から少し離れたスクリーンが光っていることに気づきました。さらに放電管とスクリーンの間に物体をいれるとスクリーンに物体の影が写ることがわかりました。これがエックス線の発見です。1897年トムソンによって、X線と陰極線の正体である「電子」が発見され、物理学はミクロの世界に足を踏み入れることになりました。

X線の発見により1901年第一回ノーベル物理学賞がレントゲン博士に授与されました。レントゲン博士は、X線に関する一切の特許を取得しませんでした。

博士の望みは、エックス線が人類のために広く利用されることだからです。

20世紀前半、量子力学や放射線化学が飛躍的に発展を遂げることになりますが、その発端はレントゲン博士のX線の発見から派生しました。

現在では、健康診断で受診するX線画像撮影はもちろんCTでもX線が使用されています。医療以外でも製品の内部を検査する品質管理に欠かせない存在です。暮らしの中に幅広く存在し、その恩恵を享受していることを思ったとき、レントゲン博士の功績に心からの賞賛と敬意を表します。

歯科用X線撮影装置に特化した歴史は、こちらに詳しくあります。

朝日レントゲン開発の歴史

野口英世により1897年に歯科用レントゲンが紹介されていたようです。