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歯みがきは回数より質の向上(効果的な方法シリーズ3)

歯みがきは、回数より質です。

科学的根拠のある歯みがき法は

「最低でも1日1回、しっかりとバイオフィルムやプラークを除去する」ことです。

回数増やせば効果が上がるものではありません。

(ただし歯みがきのたびにフッ素入り歯みがき剤を使用すれば、フッ素によるむし歯予防効果は期待されますね)

むし歯菌が糖を取り込んでバイオフィルムをつくるまでには約18時間。そのバイオフィルムが熟成しベタベタになるまで3~4日。

歯周病菌は一晩ほ放っておくと1000倍に増えます。

なので、細菌が隠れているところを狙って、最低1日1回、しっかり歯みがきして除去すれば、むし歯菌や歯周病菌が勢力を伸ばす前に、彼らの活動を抑え込むことができるのです。

(アクションプラン1)

忙しい朝は短時間でデッキブラシタイプで歯ブラシ。

足りなかった分を1日の終わりのリラックスタイムにみがく。

1日1回は、むし歯菌と歯周病菌の隠れている場所を意識して丁寧にみがきましょう。ぜひフロスや歯間ブラシも使ってください。

(アクションプラン2)

朝はデッキブラシタイプで歯面を中心に。

昼はテーパード毛タイプで歯周ポケットを。

夜は両タイプのハブラシに加え、フロスか歯間ブラシで清掃する

 

201901歯みがき法編集 300

 

といった道具の使い分けも、定着すればやり続けられませんか。

せっかく歯みがきするのですから、自分に合うやり方で、効果的に行って、むし歯や歯周病で悩まない口腔内を目指しましょう。

 

201901歯ブラシの毛先の形状 300

 

byLION

次は人生100年のためのプロフェッショナルケアです。

(Nico2018.8月号を参照しました)

 

(効果的な方法シリーズ)

歯みがきのターゲットと実践法(効果的な方法シリーズ1)

歯みがき剤(効果的な方法シリーズ2)