6月19日、福岡天神で開業されていた小河歯科医院院長小河晶之先生が45歳という若さで亡くなられました。
小河先生は、大学卒業後平成9年から12年の間当院で勤務されておりました。
その後も勉強会などで遭遇すると、ちょっと照れながらも気兼ねなく話しかけて下さり
とりとめのない話をしたものです。
最近では、長期的に移植が成功した症例を探している際、
小河先生が担当していた女の子の資料が見つからなかったので
もしかしたら先生が持っていないかしら、と電話しました。
随分前のことなので、覚えていますか?と訊ねたら、
「覚えているよ~、◯◯ちゃん元気にしているのかなぁ」と抜群にさわやかなお声でした。
これが最後になってしまって…
その後口腔内写真は見つかりましたよ。
小河先生とお話できたので、一時探せなかったことはよかったことなのだ、と思ってます。
先生が吉永歯科で移植した生活歯が、いまだ口腔内で現存し、機能していることをお知らせできたので。
「豪放磊落」という言葉がピッタリで、見た目は石原裕次郎バリのタフガイでしたが
そこからは想像できないほど、人懐っこいおちゃめな人柄でした。
大学時代に長浜ラーメンに心酔。修行して、本業のように活躍されていたことや
(よく歯科業界へ戻って来られましたね)
熊本でもおいしいラーメン屋さんを開拓して、ごちそうしてくれましたね。
レースで走る仕様のエアコンのついてないスカイライン(燃費リッター4Km)で
ネズミ捕りにひっかかり、そのときちょうど携帯電話に出た時でスピード落ちていたため、
免停逃れて安堵したことなど
(電話をとりかけの写真を見せられ、こっぴどく叱られた話)
いろいろ武勇伝が思い出されて…
どうしてこんなに早く逝ってしまわれたのか
まだまだ生きて、為すべきことがあったはずです。
残念で仕方ありません。
心よりご冥福をお祈りいたします。
15年前当時の
パートナー紹介の写真の抜粋 (みんな若いです) 開業した小河先生のほか いまだ吉永歯科 現役で働いています |
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