スウェーデンってどんな国でしょう?
人口 約990万人 東京23区程度
国土面積 約45万㎞ 日本の国土に北海道をもうひとつ足したくらい
言語 スウェーデン語
通貨 スウェーデンクローナ(EUには非加盟なのでユーロではない)
食 シャケなどの魚介類。トナカイ。
世界一臭い食べ物シュールストレミング(塩づけニシンの缶詰)
北欧のスカンジナビア半島バルト海に面するスウェーデン。
1970年頃から国を挙げて「予防歯科」を推進するようになります。
20歳未満への歯科治療の無料化や定期検診の推進、
むし歯や歯周病予防についての教育の推進
などの取り組みにより国民の歯の健康状態は著しく改善しました。
<スウェーデン発の歯科技術>
プラークコントロール
むし歯や歯周病の予防にプラーク(バイオフィルム)の除去が
必須であることが証明された
インプラント
産みの親はブローネマルク博士(スウェーデン人)
金属のチタンが骨と結合し、
その際に拒絶反応が少ないことを博士が発見。
現代のインプラント開発につながる。
歯のクリーニング
(PMTC-プロフェッショナルメカニカルトゥースクリーニング)
クルクル回転する器具で歯の表面を磨くこと。
<イエテボリ式歯みがき法>
1 フッ素入り歯みがき剤を歯全体に広げる
2 2~3分間泡立ちを保つようにみがく
3 歯みがき剤を吐き出さないで10~15ml(おちょこ1杯分弱)の水をふくむ
(日本人向けアレンジー歯みがき剤を吐き出して)
4 5秒程度ブクブクうがいをする(うがいは1回だけ)
5 その後2時間は飲食しない
(日本人向けアレンジーその後1~2時間は飲食しない)
※ポイントは少なめの水で1回だけうがいすること
歯科治療の技術や予防製品の質が日本と大きく異なっているのではなく
スウェーデン人に歯が健康な人が多いのは
「自分で管理する意識が強い」から。
そうした意識を持つことで日本人も十分に高いレベルの予防ができるはず。
歯科医院での定期的なメインテナンスを新たな常識にしていきませんか。
当院で現在発売しているスウェーデン製予防製品は
TePe 製の歯ブラシと歯間ブラシです。
各種揃えていますので、歯科衛生士が
一人ひとりに合った製品をおすすめします。
(nico 2018年10月号を参照しました)