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ゴールドラッシュ

昨年から年に一度のお楽しみ、旬のとうもろこしを箱買いします。

1本からでもいいのですけど、箱買い人が多いです。

 

201907とうもろこし01 300

201907とうもろこし02 300

 

そして、もう1箱いけたかも、と新鮮なうちに名残惜しく完食します。

馬淵歯科衛生士のご主人の同僚の方から分けていただくのです。

「ゴールドラッシュ」という品種で、

スイートコーンの中でも粒が濃い黄色のとうもろこしで

ゴールデンコーン(黄粒種)の仲間です。

サカタのタネが育成し2004年(平成16年)から発売されています。

その日の朝採りのとうもろこしは新鮮で、皮付き。

皮まんまレンジで5分チンして、

付け根から2cmのところを輪切りして(ここも食べます)、

皮の先端を握って、タテにふると実と皮がつるんと簡単に離れます。

ひげもきれいにとれるので、うれしいです。

ほおばれば甘くてジューシーで、やみつきです。

ゆでると栄養分が水に流れ出します。

旨味や甘みをとじこめるレンジでチンが、楽ちんでおすすめですよ。

 

201907とうもろこし03 300

 

 

(とうもろこしの豆知識)

 

イネ科の一年草。もろこし(きび)に似ていたことが由来です。

舶来品によくつかわれた「唐」の文字をつけてとうもろこしとなりました。

米、麦とならぶ主要穀物ですが、現代日本では断然青果用「スイート種」ですね。

分類は果菜(かさい)類。

他、ポップコーン用の「ポップ種」、粉末に適した「フリント種」、飼料になる「デント種」があります。

原産地はメキシコ、グアテマラ、ボリビアなど南アメリカ北部。

紀元前3000~2000年には栽培されていて、

マヤ文明、インカ帝国でも作られています。ヨーロッパへは大航海時代、

日本へは16世紀ポルトガル人から「フリント種」が伝来。

明治時代に「スイート種」の「ゴールデンバンタム」がアメリカから導入され、

北海道開拓とともに栽培がなされました。

終戦後は「ゴールデンクロスバンタム」、

1960年代(昭和40年代)に「スーパースイート種」の「ハニーバンタム」、

1980年代(昭和60年代)に「ビターコーン」が登場して、おやつとしての需要が急増しました。

1990年代(平成突入)からの「味来(みらい)」は生食可能な品種の先駆け。

品種改良の賜ですね。

今回おいしくいただいた「ゴールドラッシュ」は2004年(平成16年)からです。

とうもろこしのひげは、めしべです。その本数は粒の数と同じです。

よく観察するとそれぞれの粒からひげが伸びているそうです。

来年は確認してみようと思います(笑)。

 

参照:野菜ナビ