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歯ぎしりにご用心~歯の健康を損ねる2大リスク~(歯の天敵シリーズ2)

「悪い歯ぎしり」だった場合

食事のときの噛む力は、数Kgから30Kg程度。

しかし睡眠中の歯ぎしりは、無意識下で行われ抑制が効かず、

50Kg~100Kgを超える力がかかるといわれています。

歯ぎしりをする人は、平均8時間の睡眠中に約40分も強い力で

咬むともいわれています。

 

201901nico歯ぎしり02 300

 

  (歯の健康を損ねる2大リスク)

  1 むし歯・歯周病―細菌が引き起こす被害

  2 歯ぎしりー過剰な力が引き起こす被害

  1+2と療法が重なることによりさらに被害が拡大してしまいます。

 

歯の健康を壊すリスクは、今回取り上げている歯ぎしりの力の問題だけではなく、

むし歯や歯周病で歯が弱っているところに「悪い歯ぎしり」が加わることにより、

さらに被害が拡大することが大問題です。

 

次回は、よい歯ぎしりと悪い歯ぎしりの違いについてお話します。

 

(Nico2019.1月号を参照しました)