歯ぎしりの強い力で圧迫され揺さぶられているうちに
歯と、歯を支えている周りの組織は、多大な影響を受けています。
すり減りー知覚過敏の原因になる。咬み合わせが変化する
くさび状の欠けー欠けたところに汚れが溜まりやすい。むし歯、知覚過敏の原因になる
外骨症―骨が隆起したもの。
食事の際にこすれたり、入れ歯をはめる際、ゴツゴツした骨を平らに削る場合がある
歯ぎしりの強い力が、治療してある歯に直接かかると
詰め物が取れたり、かぶせ物が割れたり、かぶせ物を支える歯が痛むといった
トラブルが起きやすくなります。
悪い歯ぎしりの兆候チェックリスト
- 詰め物がよくとれる
- 朝起きるとアゴが痛かったりだるい
- 知覚過敏になりやすい
- 歯がすり減ったり、欠けたり割れたりしたことがある
- 歯の根元がくさび状に欠けている
- 上アゴの真ん中あたりや下アゴの歯の内側の骨が出っ張っている
- 頬の内側や舌に、歯のあとがついている
- 強い食いしばりで目が覚めたことがある
いずれかの項目に心当たりはありませんか?
次回は悪い歯ぎしりの対策方法についてお話します。
(Nico2019.1月号を参照しました)