2019年7月21日、宇城総合病院地下1F大会議室にて
第42回NPO法人介護の輪QM活動発表会が開催されました。
4題の発表がなされました。
今回、優秀賞を受賞した「急性期病院との医科歯科連携~周術期等口腔機能管理への取り組み」
をピックアップします。
平成30年の診療報酬改定において、周術期口腔機能管理が大幅に変更となり、
医科歯科連携の重要性を重視して、対応患者の適応が拡大され、
ほとんどの手術・放射線化学療法・緩和ケアが対象となりました。
周術期口腔管理を通じて、医師と対等に話せる知識を習得し、
入院患者のQOL(生活の質)を向上させ早期退院を目指して行った取り組みについて
渡邊先生より紹介がありました。
連携をとる拠点病院を定めてこちらからアプローチしていくために
書類やパンフレットを各種作成し、打ち合わせに臨みました。
また、訪問歯科で行っている口腔ケアと周術期の口腔ケアは、意味合いが異なり、
術前・術直後・術後とそれぞれ注意が必要です。
一連の流れをシステム化していき、勉強会を開催し、定期的に共有していくことになりました。
内古閑DHは急性期病院での勤務経験があり、指導的役割を担ってくれています。
第42回QM活動発表会中に理事長から「選択と集中」という発言がありました。
象徴するキーワードとなりました。