あなたのお口に合わせ、精密につくられたオーダーメイドの入れ歯です。
おいしく食べて、元気で過ごすための相棒として、ぜひ使ってあげてください。
( nico 2018.4月号より )
入れ歯は、使い慣れるまでは多少の努力が必要です。部分入れ歯の場合、金属のクラスプというバネを残った歯にかけて使います。そのバネの着脱に慣れなければなりません。
出来上がりがゴールではなく、お口の模型上で作った入れ歯を、実際のお口の動きに合うように、微調整して仕上げていく必要があります。
もうひとつ、入れ歯を使う際に慣れていただきたいのが、お手入れ方法です。入れ歯は人工歯ですから、むし歯にも歯周病にもなりませんが、自分の歯と同じように汚れます。ベタベタの細菌の塊がつくので、清潔を保つには、毎日のお手入れが必須です。
失った歯を補う治療法としては、歯を削る量も、外科の必要も少なく、もっとも侵襲の少ない治療法です。
使いこなすことで、いろいろな効果があり、将来介護が必要になった際、ケアのしやすさでもメリットがあります。
( nico 2018.4月号より )
お口の健康、ひいては身体の健康のためにも、ぜひ入れ歯を使っていきましょう。