おひさしぶりです。
長々潜伏しておりました。
先だって読売新聞にて、歯を削る医療機器が滅菌せず使い回されている問題が報道されました。
平成26年5月18日読売新聞朝刊1面(拡大します) | |
今回は後手を踏みませんでしたが
これからも歯科界と世間の隔たりを認識し、さまざまな目線からの厳しい意見に耳を傾け
早急に対応できるようにつとめてまいります。
当院外来診療部において行っている医療安全管理対策について
先日の第27回QM活動発表会で報告がありました。
歯を削るタービン・コントラは今までも患者さまおひとりごとに滅菌しておりましたが
パッキングしておりませんでしたので、
「確実に滅菌されているんだよ」と患者さまが確認できて
見てわかるように改善いたしました。
滅菌された機器は「滅菌パック」 という袋に入っていたり、
紫外線で清潔な状態を保つ装置に保管されています。
それ以外は、滅菌されていないとみなされます。
ハンドピースの取り換えを届けている歯科は
院内感染防止対策促進協議会のサイト
http://kansenboushi.com/
に掲載されていますので、ご参考ください。
歯牙にかぶせる補綴修復物は、小さくて誤飲させやすく
取り扱いには十分気をつけなければなりません。
今までも誤飲防止策として発案されたものがありますが、
バージョンアップされたニューフェイスをご紹介します。
オールセラミック (単冠のかぶせもの)へ対応 |
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メタルボンド(単冠のかぶせもの) 仮のセメントで様子をみる場合
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安心・安全な医療を行うための環境づくり
スタンダードプリコーション
(感染症の有無を問わず、全ての患者を対象に、
またどのような場合においても実施する基本的な感染症対策である)
を確立するために、問題点に向き合い、改善してまいります。
待合室のポスターです。(拡大します)
ご心配やご不安がおありの場合、お気軽にスタッフにご相談ください。
徹底を求める。また、歯科医療機関への指導・助言にあたる都道府県にも指針の内容を改めて伝える方針だ。