じっとしてくれない子どものお口の中をまんべんなくみがくのは至難の業。
むし歯になりやすい場所を効率よくおそうじして、予防しましょう。
(参照:nico2019.4月号)
「上下に前歯が生えたら(8・9カ月~)」
母乳やミルク中心の頃は心配いりませんが、上下に前歯が生えて、
離乳食が進みはじめたらむし歯ができやすい環境になってきます。
哺乳瓶でのんだときにミルクやジュースのたまり場になる
前歯のあたりは要注意。
赤ちゃんが大好きな果物ジュースや野菜ジュース、イオン飲料には
糖がたっぷり入っています。そして酸性の果汁やイオン飲料が
やわらかい乳歯を溶かすので油断大敵です。
「奥歯が生えはじめたら(1歳半~)」
奥歯が生えはじめると、いろんなものが咬めるようになり
離乳食が進みます。甘いものを食べる機会も増えるので、
仕上げみがきは必須です。
乳歯の奥歯は丸みがあって大きく、咬み合わせ面には複雑な溝があります。
歯の隙間も隣同士が面で接触しているので、汚れがたまり
むし歯になりやすいところです。
フロスでのおそうじがおすすめです。
(参照:nico2019.4月号)
次回は
歯が生えたらフッ素を使おう!(子どもの仕上げみがきシリーズ6)